かつてのフォームを取り戻したい新戦力
夏の移籍市場最終日にミランに加入したルカ・ヨビッチが21日に入団会見を行った。
ミランを望んでいた
「ミランに行けると信じていた。夏のはじめにコンタクトがあってそのあとで状況が変わったんだ。でも、僕はここにくることを願い、ミランを待っていた。だからほかのオファーを全て断ったんだ。このような偉大なクラブに来ることができて誇りに思う。目標を達成するためにあらゆる努力を惜しまない」
オリヴィエ・ジルーの控えとして
「彼は素晴らしい選手だ。フランスの最多得点記録者だし、名だたるビッグクラブでプレーして成功を収めてきた。毎日彼から何かを吸収したい。必要とされたときに準備ができているようにしておくことが大切だね」
フィオレンティーナからの移籍
「これは僕にとって大きな前進だ。ミランはよりレベルが高い。レアル・マドリーではスランプになってしまってうまくいかなかったけど、ここも世界のトップレベルだ。元のレベルを取り戻したいと思っている」
近年の不振
「その理由が分かっていたら、今頃もっと点を取っていたさ。フランクフルトでは順調だった。ヒュッターにいろいろ与えてもらったし、チームからもたくさんもらった。ピオリのもとでもそうできたらいいね。監督は僕を信頼していると言ってくれたし、彼のような監督と一緒にやれるのはうれしい」
コンディションはまだ
「今のコンディションは100%ではない。どのくらいかかるか分からないけど、試合に出られるように懸命に取り組むよ。昨季はなかなかゴールを決められなかった。ただ、3年間ほとんどプレーしていなかったから、浮き沈みのあるシーズンになることは覚悟していたよ。(フィオレンティーナでは)13点か14点、アシストは5か6。3年間やってなかった選手としては上出来だと思っている。もっと数字を伸ばせるように頑張るよ」
子供の頃からのミラニスタ
「子供の頃、僕はミラニスタだった。父や友達がミランのティフォージでね。願いが叶ったし、貢献できたらと思う。父はミランと呼ばれ、母は僕のためにいろいろ犠牲になってくれた。だからこうしてここにいることができる。このクラブで闘うプレッシャーには対処できる。ミランはいつだってプレッシャーと闘わなければいけない。僕は問題ないと思っているよ」