無失点の守備陣は好評価
ミランは19日に行われたチャンピオンズリーグ・グループF第1節でニューカッスルと対戦し、0-0で引き分けた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
無失点で勝ち点1を獲得したミランは、守備陣に対する評価が高め。全体的に支配した中盤も好評価だった。しかし、25本のシュートを放って得点を奪えなかった攻撃陣には厳しい評価が付いている。
最終ラインで特に好評価だったのはフィカヨ・トモリで『スポルトメディアセット』『MilanNews』『TMW』はいずれも最高タイ評価の6.5を付けた。「注意深く正確。彼の復帰がチームに安心感を与えた」と『TMW』は記し、ミラノダービーで5失点のチームに落ち着きをもたらした功績を称えた。
前線では低評価が目立っている。先発起用では、『スポルトメディアセット』がサムエル・チュクウェゼに6を付けているだけで、ほかは全て5点台。特にラファエル・レオンが低評価で、『MilanNews』は5の採点を付けている。「理解不能。特に前半は、いつもプレーやシュートのタイミングがおかしかった。ゴール前でのヒールキックはミーム化している」と記した。
ステファノ・ピオリ監督については好意的な評価が多く、各メディア6以上を付けた。ミラノダービーの大敗のあとで持ち直したことが好印象だったようだ。その上で『MilanNews』は、「おそらく、交代はもっと早くできた。ロフタス=チークに疲労の色が見えたときに代えた方が良かったかもしれない」と指摘した。