スタートダッシュに成功した昇格組
17日に行われたセリエA第4節のフロジノーネ対サッスオーロは、4-2でフロジノーネが勝利を収めた。昇格組のフロジノーネは開幕4試合で勝ち点7を稼いでいる。
先制したのはサッスオーロ。7分にアンドレア・ピナモンティがゴールを決めると、24分にもピナモンティ。右からのパスをペナルティーアークで受けてダイレクトボレーをゴール左隅に決めた。
それでも気落ちしないフロジノーネは前半終了間際にワリド・ケッディーラのPKで1点を返すと、後半に大逆転。マティアス・スレのCKにルカ・マッツィテッリが豪快なボレーで合わせて同点とし、76分にもフロジノーネのカピターノが決めて3-2とした。
サッスオーロはアディショナルタイムにサムエレ・ムラッティエーリの突破からビッグチャンスをつくったが、フロジノーネのGKステファノ・トゥラーティがファインセーブ。その後、フロジノーネは元サッスオーロのポル・リロラがカウンターかたトドメのゴールを決めて4-2で試合終了となった。
ディ・フランチェスコ「チームの勝利」
フロジノーネのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は試合後、「監督としてはミスを振り返らなければいけないが、2つのチームがどちらもボールを持ってプレーを試みた試合だった。こちらはいくつかの穴ができてしまい、むこうがそこを突いてきた。これはチーム全体の勝利で、出場機会が限られる選手も毎日ベストを尽くしてくれている。このチームの土台はチームにあるんだ」と、全体の団結を強調した。