年俸3倍で合意も、クラブへの敬意は忘れず
1日に移籍市場が閉鎖となり、2023/24シーズンの陣容がほぼ確定した。最終日も大きく動いたミランだが、逆に動かなかったのがラデ・クルニッチだ。『MilanNews』によると、これから契約延長があるかもしれない。
クルニッチはこの夏に他クラブから注目を集めていた。まずはフェネルバフチェが動き、ボルニア・ヘルツェゴビナ代表でチームメートのエディン・ジェコの推薦もあって交渉が続いていた。
フェネルバフチェはクルニッチに対して、ミランで受け取っている給料のおよそ3倍のサラリーを提示。選手も条件に合意したと言われている。しかし、ミランとの交渉が難航。フェネルバフチェも繰り返しオファーを出したが、ミランは最後まで応じなかった。
さらにメルカートの終盤にはリヨンも獲得に動いていると報じられたが、合意には至らなかった。
移籍を希望も、圧力はかけず
フェネルバフチェと合意したというクルニッチだが、ミランに対して圧力をかけるようなことはなかったという。クルニッチはミランにリスペクトを示し、相手クラブの条件に応じるような働きかけは一切しなかったそうだ。
ミランはこの夏のオファーと真摯な姿勢、そしてピッチ上でのパフォーマンスを踏まえて、契約の更新を検討中だという。条件を改善して2026年までの新契約をオファーすることになりそうだと記事は伝えた。