プリシッチがまた決める。ジルーはドッピエッタ
26日に行われたセリエA第2節のミラン対トリノは、4-1でホームのミランが勝利を収めた。
開幕戦で快勝したミランは、この日もクリスチャン・プリシッチが攻撃をけん引した。33分、プリシッチのパスを受けたルベン・ロフタス=チークがペナルティーエリア右を縦に突破。グラウンダーの折り返しを入れると、ニアでオリヴィエ・ジルーが潰れて、プリシッチががら空きになったゴールに流し込んだ。
36分にペール・スフールスのゴールで追いつかれたミランだが、直後にPKを獲得した。ミランはラファエル・レオンが左からクロスを入れると、ニアのジルーがかわす。すると、ジルーの背中に置いていたスフールスの手に当たってVARの対象に。主審が確認してPKになり、ジルーが決めた。
さらに前半アディショナルタイムにはレオンのパスを受けたテオ・エルナンデスが巧みに決めて3-1として折り返した。
65分には4点目。レオンがファウルをもらってPKを獲得すると、再びジルーが決めてドッピエッタを達成して、ほぼ勝負を決めた。
PK獲得の際に足を踏まれたレオンはそのまま交代となり、ノア・オカフォーを投入。さらに、ユヌス・ムサも入ってデビューを飾った。
その後は危なげない戦いでリードを維持したミランは、4-1で快勝。今季サン・シーロ開幕戦でティフォージに勝利の喜びをプレゼントした。