アタランタでリスタート
ベルギー代表のシャルル・デ・ケテラールは、ミランからアタランタへの移籍が決定した。両クラブが16日に発表している。
1年前にミランに加入したデ・ケテラール。移籍金は3550万ユーロで、かなり期待の新戦力だったものの、セリエA1年目で最後まで苦しみ、結果を残せなかった。
ミランはこの夏にシステムを4-2-3-1から4-3-3に変更。トップ下のポジションはなくなり、さらに厳しい立場となると、アタランタからオファーが届き、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のもとで飛躍を目指すことになった。
デ・ケテラールの移籍金
完全移籍オプション付きのレンタルでアタランタに移籍したデ・ケテラール。アタランタは年俸全額負担に加えて、レンタル料として300万ユーロを支払う。完全移籍時には2300万ユーロを追加するという条件とされている。また、細かい条件はメディアによってバラツキがあるものの、ボーナスは最大で400万ユーロ。アタランタから放出されるときの移籍金の一部をミランに支払うという報道もある。ただ、ミランは買い戻しオプションを付けていないため、このままデ・ケテラールが戻ってこない可能性もある。
アタランタを選んだ理由
デ・ケテラールはアタランタを選んだ理由について、次のように話した。
「プレースタイルが僕に合っているから、ここならたくさんプレー時間がもらえると思った。アタランタは僕がベルギーでプレーしていたときから僕のことを欲しがっていてくれたクラブなんだ」
「ガスペリーニ監督と話したけど、やっときてくれたね、って喜んでくれたよ。僕の同じ気持ちだ。正しい場所にいると思っている」