バルセロナが受け取る移籍金の5%が連帯貢献金に
バルセロナは9日、フランク・ケシエがサウジアラビアのアル・アハリに移籍したことを発表した。この取引は、ミランやアタランタにも利益をもたらす。『カルチョ・エ・フィナンツァ』が詳細を伝えた。
昨年夏にミランとの契約が満了となってバルセロナに加入したケシエは、新天地で不可欠な選手とはなれず、1年でバルセロナを離れることになった。バルセロナに支払われる移籍金は1250万ユーロだ。
このうち5%は連帯貢献金というFIFAの定めた制度により、移籍する選手が12歳から23歳まで過ごしたクラブに分配される。
2017年夏から2022年夏まで所属したミランは、18万7500ユーロを受け取ることができる。1シーズンずつプレーしたアタランタとチェゼーナが6万2500万ユーロで、イタリアにやって来る前に所属していたコートジボワールのステッラ・ダドジャメが31万2500万ユーロを得る計算だ。