演出された青天の霹靂
ミランは3日、サンドロ・トナーリのニューカッスル移籍を正式発表に発表した。イギリス『The Athletic』が舞台裏を伝えている。
『The Athletic』は、トナーリのニューカッスル移籍を最初に伝えたメディア。6月20日夜にこの報道が出たあと、一気に動き出した。
誰にとっても青天の霹靂だったトナーリの移籍。ニューカッスルはそれ以前に一部メディアがインテルのニコロ・バレッラを狙っていることを報じていただけに、トナーリの移籍は電撃的と捉えられている。
ただ、この電撃は、作られたものだったのかもしれない。
同メディアは「確かな情報筋からの話で、ニューカッスルはバレッラについてインテルと一切話し合っていないことを確認している。ニューカッスルからインテルに話をするように指示を受けた代理人もいない」と断言。「これは都合のいい煙幕」で、トップターゲットは最初からトナーリだったと記している。
つまり、メディアがニューカッスルとバレッラのありもしない交渉について掘り下げている間に、トナーリ獲得交渉を水面下で進められたということ。ミランの中心選手を狙えば状況が複雑化することは火を見るよりも明らかで、表に出さずに取引をまとめた形のようだ。
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