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ミランvsラツィオが場外延長戦へ…。バカヨコとケシエが問題行為、アチェルビ落胆

 ミランは13日、セリエA第32節でラツィオをホームに迎え、1-0の勝利を収めた。ただ、試合後のMFフランク・ケシエとMFティエムエ・バカヨコの行為が注目を集めている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 チャンピオンズリーグ出場権を争う2チームの直接対決を制したミランは、目標に大きく前進した形だ。このゲームを終えたあと、ミランはゴール裏のファンにあいさつに行ったが、その際にケシエとバカヨコが相手DFフランチェスコ・アチェルビのユニフォームを掲げている。

 アチェルビは今週、クラブ公式メディアでミラン戦への意気込みを語り、「僕たちの方が強い」といった発言をしていた。これに対してケシエは「土曜日に待ってる」とSNSで反応。試合前から盛り上がっていた。

 2人がアチェルビのユニフォームを掲げた意図は分かっていないが、『SoloLaLazio』は「恥ずべき行為」と非難。イグリ・ターレSDはこの件について問われ、「誰かが間違いをおかしたら、そこに耳を傾けるのではなく、そこについていってはいけない。我々は集中を保つことだ」と返答し、騒動から距離をとった。

 さらに、アチェルビ本人がこの件に反応。自身のSNSで「この問題に終止符を打つためにユニフォーム交換をしたのに残念だ。ひどい挑発はスポーツじゃない。弱さの象徴だ」とつづっている。

 その後、バカヨコが自身のSNSを更新。「僕の行為はただのジョークだった。誰に対しても敬意を欠きたくない。(アチェルビのアカウントを指し、)気を悪くしたのなら申し訳ない」とした。

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