インテルも急ぎたい状況に
ミランに激震が走りそうだ。21日、サンドロ・トナーリの去就について各メディアが取り上げている。
20日にニューカッスルからの関心が報じられたトナーリ。当初の報道からすでにオファーは増額されたようだ。
『スカイ』は21日夜、「ニューカッスルがトナーリの獲得に近づいている」と報道。ミランはトナーリの代理人ジュゼッペ・リーゾと話し合った上で、具体的なオファーを受けた。ニューカッスルが7000万ユーロでオファーしてきたのに対し、ミランは8000万ユーロを要求。ここまできた時点で、ミランが放出に前向きであることは間違いないとし、ニューカッスルがあと一押しすれば決まる状況だとしている。
『MilanNews』のアントニオ・ヴィティエッロ記者によると、すでにトナーリはニューカッスル移籍にイエスと答えた。年俸は800万ユーロ以上とされており、現在の2倍以上となると言われている。
フラッテージに猛アタックか
これで火が点くのは、ミランの中盤補強だ。特にインテルとの争奪戦が白熱するかもしれない。
トナーリを失うミランは後釜にビッグネームを確保したい意向で、すでに動いている模様。ダヴィデ・フラッテージに対する動きを強めるものとみられる。
トナーリの代理人であるリーゾは、フラッテージの代理人でもあり、ミランはトナーリの話をした際にフラッテージのことも話題にしたという。ミランとサッスオーロの話し合いはまだだが、急接近している可能性は高そうだ。
フラッテージの交渉ではインテルが大幅にリードしている。ただ、こちらは選手放出の後でなければスティーブン・チャン会長の承認が得られないため、現在は保留状態。こちらの獲得レースも注目が集まる。