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ジョルジョ・フルラーニは何者? ミランCEOは逆輸入の超エリート

ミラニスタであり、一流のビジネスマン

パオロ・マルディーニとフレデリック・マッサーラが去ったミランでカギを握るかもしれない男の一人が、ジョルジョ・フルラーニCEOだ。43歳のビジネスマンは、どんな人物なのだろうか。イタリアメディアの報道をもとに改めて紹介する。

プロフィール

ジョルジョ・フルラーニ(Giorgio Furlani)

生年月日:1979年1月1日
国籍:イタリア

これまでのキャリア

1979年にミラノで生まれた生粋のミラネーゼ。イタリア名門大学ボッコーニで経済学と会計学を学んだあと、アメリカに渡ってハーバード大学で経営学とマネジメントの修士課程を修了。リーマンブラザーズ、シルバーポイントキャピタルといった大企業でアナリストとして活躍した。2010年からエリオットにポートフォリオマネジャーとして勤務。2018年の買収の最前線で手腕を振るったのがフルラーニだと言われている。

国際金融のスペシャリストである彼は、もともとミラニスタ。ビジネスマンでありながら、この5年は取締役の一人としてミランを支えて、カルチョの世界を肌身で感じてきた。昨年12月からはイバン・ガジディスの後を引き継ぎ、CEOを務めている。

マメ知識

  • 子供の頃は、いちティフォーゾとして頻繁にサン・シーロに通っていたという。ただ、サン・シーロはイベントやエンターテインメントの場になるべきだとも主張。試合だけを行うのは時代に合わないと2022年3月のフットボール・サミットで発言。「我々はミランをフットボールクラブからメディアビジネスへ変えようとしている。次のステップは、最後の最後までビジネスに徹することで、選手のために全てを与えると負のスパイラルが生じる。利益を増やすために投資を続けなければいけない」と、あくまでビジネスマンとしての視点でクラブをみている様子だ。

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