ミランオーナーを痛烈非難
ミランがパオロ・マルディーニ、フレデリック・マッサーラ両ディレクターを解任したというニュースが5日に届き、大きな驚きを与えている。アントニオ・カッサーノとクリスティアン・ヴィエリも『ボボTV』でこの話題に触れた。
どちらもインテリスタではあるものの、ミランに所属した経験がある。ヴィエリは次のように語った。
「マルディーニが出て行くのは、クラブが1ユーロも出さないからだろう。カルディナーレがマルディーニを辞めさせるっていうなら、マジでクレイジーだ」
「でも、別に驚きはない。カルチョの世界にクレイジーなヤツはごまんといて、オレは30年間にわたって、そのクレイジーなヤツを見続けた。だから驚かない。これがカルチョだ。言葉に価値はない」
「昨日は順位に影響がない消化試合だったが、それでもスタジアムは満員だった。昨季はスクデットを獲り、今季はチャンピオンズリーグで準決勝だ。オレがカルディナーレなら、マルディーニに10年契約を出すけどな」
カッサーノもバンディエラのクビを快く思っていない。
「マルディーニの仕事はとてつもないものだった。このカルディナーレはローマのパロッタを思い出させる。マルディーニはどこを歩いてもほっぺにキスをされるべき人間だが、アレは写真と芝居だけだ。アメリカ人がくると毎度こうだ。何一つ理解しちゃいない」
「パオロのために、彼が別のところでリスタートすることを願うよ。それみたことか、って言えるような場所をね」