ユヴェントス戦1点差負けは許容範囲?
28日のセリエA第37節でユヴェントスと対戦するミランは、来季チャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく近づいている。
27日に行われたセリエA第37節では、インテルがアタランタを下し、ローマはフィオレンティーナに敗れた。これを受けて、4位ミランはチャンピオンズリーグ出場権のライバルがユヴェントスのみになっている。
5位アタランタはミランが2連敗した場合、最終節に勝てば勝ち点でミランに並ぶことができる。だが、直接対決でミランが勝っているため、ミランが順位で抜かれる心配はない。6位ローマとは勝ち点4差のため、こちらもミランを抜くことは不可能だ。
つまり、勝ち点5差で7位のユヴェントスが最後のライバルということになる。28日の試合で引き分け以上ならミランの4位以内が決まる。負けたとしても、最終節でエラス・ヴェローナに勝てば問題はない。
2連敗したとしても、ユヴェントスが最終節のウディネーゼ戦で勝利を逃せば、この場合もミランがチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。
複雑な状況になるのは、ユヴェントスが2連勝して、ミランが最終節でエラス・ヴェローナに引き分けた場合。そのときは勝ち点65で2チームが並ぶことに。ミランはサン・シーロでのユヴェントス戦に2-0で勝っているため、1点差での引き分けであれば、勝ち点で並ばれても順位で抜かれることはない。
ミランはユヴェントス戦で引き分け以上であればチャンピオンズリーグ出場権獲得が決定。負けるとしても、点差は1点に抑えたいところだ。