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「高いところまで行くと、落ちたときの痛みは強烈」
ミランのステファノ・ピオリ監督に不名誉な賞が贈られた。『スポルトメディアセット』などが伝えている。
16日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでインテルに屈したミランは、同大会から姿を消した。失望の中で帰宅するステファノ・ピオリ監督を自宅前で待っていたのが、『カナレ5』の有名なテレビ番組『ストリッシャ・ラ・ノティーツィア』だった。
同番組では「タピーロ・ドーロ(金のバク)」という有名な賞がある。これは残念な話題を振りまいた人物などに贈られる賞で、ミラノダービーでの敗戦を皮肉る形だ。
ピオリ監督は自宅前でつかまると、「今季あなたが獲得できる唯一の賞をお持ちしました。チームで最もあなたを失望させたのは誰でしょうか?」と質問されると、「我々は全部出し切った。ここまで高いところに行くと、そこから落ちたときの痛みは強烈だ」と苦笑いで返答したという。
番組はイタリア時間17日夜に放映される予定だ。