インテルとのダービーにまたしても敗れたミラン
ミランは16日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでインテルに0-1で敗れ、2試合合計0-3で敗退が決まった。イタリアメディアが選手採点を掲載している。
『MilanNews』はジュニオール・メシアスに単独最低点の4を付けた。「ミランは前半、右サイドを軸にしていたが、悪い鎖になっていた。大事なときにインパクトを残せなかった」としている。
『スポルトメディアセット』はブラヒム・ディアスに低評価。採点はジュニオール・メシアスと同じ5だが、「ディアスが好機を逃した」と見出しを打っており、「足はあるが、精度はそれほどない。前半の決定機を棒に振った。後半はインパクトなしでピオリは(遅すぎる)交代を命じた」と立ち上がりのチャンスを逃したことを重要視している。
『TMW』は上記の2人に加えて、オリヴィエ・ジルーに5を付けて最低タイ評価。「ボールがこなければ違いを生むことができない。今夜もあまり良くなかった」と記している。
そのほかでは途中出場で失点に絡んだピエール・カルルに各メディアそろって低い評価。カルルと交代で退いたマリック・チャウには高い評価が付いた。
また、ステファノ・ピオリ監督にも厳しい評価が相次いでいる。『スポルトメディアセット』は「ファーストレグに比べて崩壊はしていないが、挽回をしようというほどではない。デュエルでの狡猾差はなく、ファイナルサードでのアイディアはなし。交代も遅すぎる」と指摘。『MilanNews』は、「後半の動きは受け入れられない。攻撃を活性化するような試みはなく、ただピッチに立ち続けるだけだった。その結果、2023年のダービーで4連敗だ」と嘆いた。