ミランで殻を破れない昨夏の目玉補強
元イタリア代表のマルコ・パローロが『DAZNイタリア』でミランについて触れた。『TMW』などが伝えている。
番組の中でパローロは、シャルル・デ・ケテラールに言及。「言い方は悪いけど、今は役に立たない」とバッサリ切り捨て、「ピオリが彼の自信を与えたり、もっと何かをするためのチャンスを与えることはないだろう」と述べた。
存在感がどんどん薄くなるCDK
昨年夏に加入したデ・ケテラール。ステファノ・ピオリ監督はコンスタントに出場機会を与えて殻を破るきっかけをつくろうとしてきたが、ここまで得点はゼロ。アシスト1回と悲惨な数字になっている。
それでも途中出場を主体にここまでセリエAで30試合に出ているが、最近はターンオーバーの時もベンチスタート。チャンピオンズリーグでは決勝トーナメントに入ってからトッテナム戦のファーストレグに13分出場した以外はピッチに立っていない。
ミランはチャンピオンズリーグ準決勝のミラノダービーを戦っているところで、カンピオナートでも来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が微妙な状況。デ・ケテラールの適応を待つ余裕はなくなっている。