カカーやガットゥーゾとのエピソードも
かつてミランで活躍したアレシャンドレ・パトが17日、『ミランTV』の番組でチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのナポリ対ミランに触れている。その模様を『MilanNews』などが取り上げた。
ミランは4月2日に行われたセリエAのナポリ戦で4-0の大勝を収めると、12日の準々決勝ファーストレグでは1-0で勝利。ナポリに対して強さを見せている。
パトが様々なテーマについて語った。
マラドーナでの大勝は影響するか
「カンピオナートは長いし、ナポリのリードは大きいから、ああいった試合をする余裕もあった。チャンピオンズリーグは別の試合だから、気をつけなければいけないはずだよ。簡単だと思ったら罠につかまることはあり得る。いまのミランは勝っているけど、またカンピオナートみたいになると思わない方がいいね。ファーストレグより厳しい試合になると思う。ただ、ミランも準備万端だろうね。早い時間にゴールを奪えたらかなり良い状況になるはずだ」
ラファエル・レオン対ビクター・オシメン
「ナポリとミランには優れた選手がいる。チャンピオンズリーグでここまで来たということは、違いを生み出せる選手がいるってことだ。ミランは適切な頭で臨めばチャンピオンズリーグで先に進めると思う。そして、決勝でカルロ・アンチェロッティと戦うことになったらすごく美しいね」
試合展開は？
「サン・シーロでのゲームと同じだと思う。ナポリは早くから点が欲しいだろう。ミランは前に来るナポリの隙をうまくつけたら理想的だ。ミランはそういったチャンスで決めきることが大事だね」
ラファエル・レオンへの期待とアドバイス
「いまはとても自信にあふれているように感じる。彼には全てがあるね。自信があるから何でもできるってものさ。僕から彼にアドバイスがあるとすれば、周囲のことに耳を貸さないってことかな。お金、代理人……。いろいろ聞こえるだろうけど、自分のことに集中すればいいんだ」
「ミランには全てがある。ミランは最高だよ。ミランのティフォージは感謝しかない。たまに悲しいことがあったりすると、ミラニスタたちのことを思い出すんだ。ティフォージがどれだけ僕に愛情を注いでくれたかってね。外で起きることなんて気にしてちゃいけないよ」
パト本来のポジション
「もともとウイングをやっていた。でもある日ベルルスコーニさんに呼ばれて、わざわざ遠くまでボールを取りに行くなって言われたんだ。そこからより攻撃的な位置になったね。でも、前は外の選手だったよ（笑）」
ラファエル・レオンと一緒にプレーしてみたい？
「いつかミランに復帰したらいいね。そのときは僕が左で彼が右に行ってもらうよ（笑）」
カカーとはご近所
「前にも話したんだけど、彼はいま僕の隣の家に住んでいるんだ。だから一緒に夜ご飯食べないかっていう誘いを待っているんだ（笑）」
パトとガットゥーゾとチーズ
「イタリア料理を全然知らなくて、ナポリに行ったときにガットゥーゾがモッツァレラを持ってきてくれたんだ。飛行機で戻ってるときにそれを食べてみろって言われてね。ジェラートかと思って食べてびっくりしたことを思い出すね」
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