ジルーが値千金のヘディング弾
ミランは10日のセリエA第22節でトリノと対戦し、1-0で勝利を収めた。
前節ミラノダービーから3バックを継続したミランは、ラファエル・レオンが先発復帰。ブラヒム・ディアスもスターティングメンバーに入った。
前半のミランはなかなかチャンスをつくれない展開。後方から中途半端なロングボールが何度かあり、効果的な崩しは少なかった。守ってはシモン・ケアーがらしくないパフォーマンスを続けてミラニスタたちを不安にさせている。
それでも後半に入るとミランのチャンスが増加。56分にオリヴィエ・ジルーが放ったシュートは惜しくもバンヤ・ミリンコビッチ=サビッチに抑えられるが、62分に待望の先制点。左からテオ・エルナンデスが上げたクロスにジルーがヘディングで合わせて、ミランがリードを手にした。
その後耐え抜いたミランは、11月9日のクレモネーゼ戦以来となるクリーンシートで勝利。チャンピオンズリーグのトッテナム戦を前に、復調のきっかけとなり得る白星を手にした。