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チャンピオンズリーグ出場権獲得に前向きな指揮官
ミランは10日のセリエA第22節でトリノをサン・シーロに迎える。ステファノ・ピオリ監督が前日会見に臨んだ。トリノ戦で白星を取り戻すことを誓っている。
トリノ戦は今季2戦2敗という状況だ。
「難しい試合になる。解決策を見つけてたくさん動き、ボールに対して勇敢に挑む必要があるだろう」
「選手たちの姿勢やコミットメントでポジティブになれる。それは監督にとって素晴らしいことだ」
「集中力とやる気は抜群なんだ。私は自分の選手たちを分かっている。その上で、ミランがどうプレーするのか興味深い。こういった時期も我々の仕事の一部だ。結局は『自分たちを信じ続けなければいけない』ということに尽きると思う」
「昨季のスクデットは並外れたことだった。今年はさすがにどうにもならないだろう。トップ4に入るために気迫と熱意が求められる。残り17試合。まずは良いスタートを切ることだ」
ミランは前節インテル戦で3-5-2のシステムに変更。内容が内容だっただけに、批判の声が多い。
「評価をしたということだ。監督なら全てを評価しなければいけない。そして、あれは現時点の最適解だったと思う。後方からのビルドアップと守備の面がいまの問題となっているからだ。私はミランの監督であり、試合に勝たなければいけない。だから批判は受け入れる。ただ、それは我々の道を否定するものではない」
システムについては、3バックを維持しながら、前線と中盤の並びには変更がありそうだ。
「毎試合違う準備をしている。明日の試合は別の配置になるだろう。ミラノダービーでは相手GKへの圧力がかからなかった。特定の状況についてより多く練習で取り組んだよ」