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ピオリの奇策はどうだった? 「ミラーはOKだがまるでスパーリングパートナー」「危機はより深刻に」

3-5-2でインテルとのミラノダービーを落としたミラン

ミランは5日のセリエA第21節でインテルと対戦し、0-1で敗れた。現地メディアは、ステファノ・ピオリ監督の選択をどうみているのだろうか。

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不振が続くミランは、インテルとのダービーでシステムを変更。3-5-2で臨んだ。しかし、これがインテルを揺さぶることにはならずに敗れている。

『MilanNews』は、ピオリ監督に「5」の採点。「前半は完全にインテルに軍配が上がった。ミラーシステムそのものはOK。だが、ここまで縮こまってはどうしようもない。まるでスパーリングパートナーだったし、CKでいつものごとく不注意だった。後半は重心を上げて本来のミランっぽさをを多少見せたが、あまりにも少なかった」と記した。

『TMW』も「5」の評価。こちらは「ミランにとって復活を印象づけるダービーになるはずだったが、逆に危機をより深刻にした。前半の3-5-2は失敗だった。後半の45分もあまりに臆病だった」と厳しい寸評を付けている。

ガブリーレ・ガッティ記者は、自身のSNSで問題点を指摘。ディボク・オリジをハカン・チャルハノールにつけたが、それが結果として起点にもなれるインテルの3バックに自由を与えすぎたとしている。

ラデ・クルニッチは試合後のインタビューで、「守備的な戦いを準備していた」と語っており、ある程度引いて構える形をイメージしていたことは確かだった様子。そのため、インテルの3バックにボールを持たれるのは想定内だったはず。ただ、それがミラン本来の良さを消してしまったことも事実だろう。

ピオリ監督は試合後、これからの試合でも3バックを採用するつもりだと語った。このシステムは、ミランにとって不振を抜け出すための選択肢になるだろうか。

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