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「インテル戦でこのシステムが最適だと思った」
ミランは5日のセリエA第21節でインテルと対戦し、0-1で敗れた。ステファノ・ピオリ監督が試合後、『DAZNイタリア』でコメントを残している。『MilanNews』が取り上げた。
不振にあえぐミラン。ピオリ監督は3-5-2のシステムでインテルに挑んだが、奇策はハマらず、完敗に近い内容となった。
「もっとコンパクトにしたかった。良い守備ができずにやられてしまった。もっと仕掛けるべきだったし、前半は重心が低すぎた。またしてもセットプレーでやられてしまったね。後半は攻撃面で言えばマシになった」
「(システム変更は)複雑なことではない。選手たちは良い集中力でトレーニングに励んでいた。インテルと戦うにあたり、このシステムが最適だと思ったんだ。我々のミスは、ドリブルを使ってボールを動かすことができなかった。それによって守る時間が長くなってしまった」
ミランは自分たちのカルチョを失ったのか?
「監督として、自分たちの状況は分かっているつもりだ。自分たちのカルチョをしていたら、厳しくなるだろうと分かっている。いまは以前のような距離感やソリッドさが失われているんだ。もちろん、自分たちのカルチョを捨てるわけじゃないが、より柔軟に対処していく」
ラファエル・レオンは再びベンチスタートだった。
「レオンは素晴らしいポテンシャルがある。ただ、2トップで戦うにあたり、インテルの守備を苦しめるためにはこの選択だった。レオンは試合を通じて常に活発でなければいけない。彼は縦に並ぶ2トップで戦う特性ではないね」
ミランに何が起きているのか。
「ネガティブな試合が続き、自信が失われている。我々は成熟したチームではなく、当然のことだろう。それでも、ダービーに負けたあとだろうと、リスタートしなければいけない。今日の試合で決意を見つけることができた。それが本来のレベルに戻る助けになるだろう」
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