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ミランの視線は来夏…。ザニオーロ、スポルティエッロらに注目

1月の移籍市場では動きなし

2023年1月のメルカートが締め切りとなった。ミランは出場メンバーにかかわるような加入も退団もなかった。

マイク・メニャンの離脱長期化によりGKを獲得するのではないかとされたが、デビス・バスケスをグアラニーから迎えただけで、今後もチプリアン・タタルシャヌにゴールを任せることを早々に決断している。

こちらは半年後にマルコ・スポルティエッロが到着予定。今季で契約満了となってフリーでミランにやってくるはずだ。ミランはアタランタから今冬のうちに安価で引き抜ければ理想的だったが、アタランタとしても代役を探す必要が生じるため、応じてくれなかったようだ。

また、今冬の移籍市場ではニコロ・ザニオーロの獲得も一時話題になった。ローマからの移籍を希望した同選手とは相思相愛だったようだが、ミランのオファーはローマの要求に届かず。ローマにはボーンマスからはるかに好条件のオファーが届いたこともあって、ミランは取引から撤退した。

ただ、そのザニオーロは今冬の移籍が決まらず、構想外のままローマに残ることになっている。価格の下落が予想される次の夏に、再び獲得に動く可能性はあるだろう。

右サイドにはウニベルシダ・デ・チレからダリオ・オソリオを獲得する動きがあったが、金銭面で折り合わず、取引は見送られた。

ティエムエ・バカヨコは最終日も動かず、ひとまずミランに残っている。ただ、トルコのメルカートは2月8日まで開いているため、アダナ・デミルスポル行きが再び話題だ。こちらは完全に構想外といえる状況のため、できれば放出したいところだ。

マルコ・ラゼティッチは最終日にサンプドリア行きが話題になったが成立せず。ただし、まだ市場がオープンのリーグからも関心があるため、バカヨコ同様、今後数日は移籍の可能性が残っている。

夏の補強の成果が出ていないミラン。自分たちの力でいまの不振を抜け出すしかない状況だ。

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