サンプドリアやクレモネーゼも興味か
ミランのマルコ・ラゼティッチが、良い軌道に乗り始めている。クラブとしても、今後の扱いを慎重に検討しているようだ。『QS』が3日に伝えた。
ラゼティッチは今年1月にミランに加入。セルビアからきた18歳の若手には、大きな期待が寄せられている。
しかし、加入してすぐピッチに立つことはなく、筋肉系のトラブルによってプレーできない時期もあった。それでも、10月頃からプリマヴェーラで好印象を残し始めると、11月8日のクレモネーゼ戦でセリエAデビューを果たしている。U-19では今季8試合で5ゴールを決めているところだ。
トップチームの方針は?
ラゼティッチはプリマヴェーラの主力だが、ステファノ・ピオリ監督も注目している。今冬のドバイキャンプにはほかのプリマヴェーラ数選手とともにラゼティッチも参加させる予定で、テストマッチでも起用する準備がある模様。トップレベルの中で経験を積ませる考えのようだ。
それと同時に、レンタルでの獲得を狙うクラブもあるという。セリエAではデヤン・スタンコビッチ監督率いるサンプドリアと、クレモネーゼが興味を持っているほか、セリエBではレッジーナとカリアリが強い関心を持っているとのこと。また、オランダのクラブからも接触があったようだ。
ただ、ミランとしては現時点でオランダに旅立たせるつもりはなさそう。近くでチェックしたいという考えから、レンタルするとしても遠くのクラブには出さないとみられている。
ラゼティッチのブレークが近づいているのだろうか。