「ラファエル・レオンのお膳立てを台無しに」
ミランは5日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でチェルシーと対戦し、敵地で0-3と敗れた。シャルル・デ・ケテラールが厳しい評価を受けているが、ステファノ・ピオリ監督は擁護した。
今夏の新戦力であるデ・ケテラールはチェルシー相手に違いをつくると期待された一人だが、実際にはほとんど仕事はできなかった。前半にラファエル・レオンが演出した決定機では力のないシュートを放って千載一遇のチャンスを逃している。
『レプッブリカ』は、デ・ケテラールについて、セルジーニョ・デストの4に次ぐワースト2位タイの4.5の評価。「イタリアのカンピオナートよりも自由度が高いが、それを活かせなかった。何よりもレオンのお膳立てを台無しにした」と記した。
『MilanNews』ではデストと並んで4のワーストタイ。「同点弾のチャンスでケパが構えるゴールに優しいボールを届けた」と酷評した。『スポルトメディアセット』も4.5を付けるなど、好評価は見当たらない。
ピオリ監督は擁護
試合後の会見でデ・ケテラールのパフォーマンスについて問われると、ミラン指揮官は次のように語った。
「私は自分が指導するチームのことは分かっている。別のパフォーマンスを見せたかった。それができなかったのは残念だが、次はより良い準備ができるはずだ」
「個人について追及するのではない。うまくいかなかったのはチーム全体であり、それが個人にも影響を与えるものだ」
