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ビッグゲームでさらに自信をつけられるか
ミランは5日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でチェルシーと対戦する。ステファノ・ピオリ監督が、試合前日会見に臨んだ。
グループEは戦前の予想とは大きく異なり、ミランが2試合を終えて1勝1分けの首位。首位通過本命のチェルシーは未勝利で最下位に低迷している。
プレミアリーグでも好スタートを切れず、9月8日からグレアム・ポッター監督が指揮を執るようになった。
ブライトンから引き抜かれたポッター監督は初のチャンピオンズリーグ挑戦となるが、ピオリ監督は敵将を理解しているという。
「ポッターのことは知っている。昨季ブライトンが良いサッカーをしていて、私はそれをチェックしていた。攻撃的なチームを機能させている。チェルシーでの2試合では3バックから4バックに変えている。やってきたばかりの監督としては珍しいことだが、彼はそういうタイプなのだろう。我々はチェルシーのことをよく知っている。だからしっかりとした準備ができるよ」
「どちらも攻撃的で試合を支配したいと考えるチームの対戦だ。相手の質は高く、厳しい試合になる。彼らの順位は関係なく、厳しい試合になる。それだけのクオリティがある。我々はしっかり準備をしなければ。私は、我々ならどんな相手でも苦しめられる力があると思っているよ」
チェルシー戦では、イスマエル・ベナセルがキャプテンマークを巻く予定だ。
「リーダーにはいろいろなタイプがある。彼は間違いなく、このチームのチーだーの一人だ」
ミランが再びチャンピオンズリーグを制するにはまだ時間がかかるとみているものの、指揮官はクラブが正しい道にいると信じている。
「チームは成長している。この経験をいかしてさらに成長を続けることだ。一歩一歩だ。まずはヨーロッパのトップ5、6のレベルに達するように成長しないとね」
「クラブは的確な選択をしていると思う。多くの若手でチームをつくって、ベテランとミックスする。最高のミックスだ。若手は我慢と成長が必要で、オリヴィエ、ケアー、ズラタンのようなチームメートがいることは支えになるんだ」
