オーバメヤンとの比較は望まず
ミランは5日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でチェルシーと対戦する。オリヴィエ・ジルーが試合前日会見に臨んだ。
チェルシーはジルーにとって古巣。かつてのクラブの対戦にはワクワクしている様子だ。
「アーセナルではモンペリエに戻れたし、今日はスタンフォード・ブリッジに来ることができた。幸運だね。スクデットを獲得したあと、謙虚さと自信を胸にチャンピオンズリーグで良い結果を出したいと思っているよ」
ただ、現在はミランでのキャリアに集中しており、ミランでの成功だけを願っている。
「(チームメートには)偉大なミランとともにチャンピオンズリーグを戦えることをとても誇りに思うって伝えた。チャンピオンズリーグのビッグマッチの雰囲気だ。みんなビッグマッチを経験してきた。準備はできていると思う。素晴らしい試合になるはずだね」
「僕は負けず嫌いで、チームもそうだ。こういったトロフィーは僕に誇りを与えてくれた。もっとミランで何かを成したい。チャンピオンズリーグでももっとやりたいね」
ジルーが元チェルシーであることがミランのアドバンテージになる可能性は低そうだ。
「監督がかわったことは知っているし、どんなプレーをするかは分からない。トゥヘルのままだったら、何か少し助けになるようなことができたかもしれないけど、全く新しいチームだ。本来のレベルに戻るのは時間の問題だろう。プレミアリーグでも良いシーズンをおくれるはずだね」
ピエール=エメリク・オーバメヤンと比較されることは望んでいないようだ。
「誰が一番かなんて知りたいわけじゃない。僕はミランで勝ちたい。それだけだ。アーセナルとチェルシーでプレーしていたことは事実だけど、共通点はそのくらいさ。彼は強い。彼のことはよく知っている。ただ、明日の試合は一人で勝つものじゃない。チーム全体で勝ちを取りにいくものだ」