回復目指して決断
ミランのディボク・オリジが、ベルギーに一時帰国することになった。これにより、2試合の欠場が確定する。『スカイ』が12日に伝えた。
今夏の新戦力であるオリジはセリエA前節のサンプドリア戦に先発する予定だったが、当日の調整の際に違和感があり、試合を欠場することになった。
オリジは5月に負傷した問題が癒えていない。臨床上は回復しているというのがミランの判断だが、まだ炎症が続いているという。
そこでミランは、オリジの状態をベルギー代表と共有することを選んだ。5月に負傷したあとでオリジの回復をチェックしていたのはベルギー代表のメディカルチーム。ベルギー代表としてはワールドカップが近いこともあり、オリジの回復に力を貸したい。そこで、ミランとベルギー代表とオリジ本人が合意のもと、代表ウィークの中断を待たず、オリジは12日午後にベルギーへ向かったとのことだ。
これにより、オリジはチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦と、ナポリ戦の欠場が確実になっている。
●ミラン関連記事はこちら
●オリジナル・アパレルもやってます!
ナポリ戦は困難必至?
ミランにとって、セリエA次節のナポリ戦は厳しいゲームになりそうだ。
オリジの不在に加えて、アンテ・レビッチはまだヘルニアに苦しんでいる。さらに、ラファエル・レオンが前節退場で出場停止という状況だ。