ピオリ監督はインサイドハーフとは考えず
ミランのステファノ・ピオリ監督が、9日の会見で中盤の構成について話した。ヤシン・アドリについては、まだ出番がなさそうだ。
アドリはプレシーズンで高い評価を受けていた選手だが、ふたを開けてみるとほとんど起用されていない。チャンピオンズリーグでは登録リストから外れており、周囲が期待したような状況にはなっていない。
アドリについて問われたピオリ監督は、「自分の力を示すのは彼次第。多くのことを期待している」と述べた。中盤のセンターを3人にする案はあるかと聞かれると、「いまのところなし」と明言。「アドリをインサイドハーフで試したことはない」と返答している。
一方で、トンマーゾ・ポベガは評価を高めている様子だ。ポベガについてピオリ監督は、「よく成長しているし、ザルツブルク戦も良い形で入った」と好評価。ポベガのトレクァルティスタ起用については、「全ては可能。新しい道、新しい解決策を模索することだってできる」と述べ、今後さらに起用法をひろげる可能性も示唆した。