ビアホフ、レーマン以来のドイツ人選手
ミランは29日、シャルケからマリック・チャウを完全移籍で獲得したことを発表した。(8/30:移籍決定を受けて記事を一部更新しました)
ミランの新戦力となるチャウはどんな選手だろうか。
プロフィール
マリック・チャウ(Malick Thiaw)
生年月日:2001年8月8日
国籍:ドイツ
ポジション:センターバック
身長:194cm
これまでのキャリア
ドイツ・デュッセルドルフ生まれのチャウは、父がセネガル人で母がフィンランド人。地元クラブで育ったあとでフォルトゥナ・デュッセルドルフの下部組織に入団すると、レバークーゼン、ボルシア・メンヒェングラッドバッハの下部組織を経験し、2015年に16歳でシャルケへ移った。
シャルケで順調に育ったチャウは、2020年にトップデビューを飾り、2021/22シーズンはブンデスリーガ2部で31試合に出場。レギュラーとして1シーズンを戦い抜いた。
U-21ドイツ代表にもコンスタントに呼ばれており、U-21 EURO2021予選では8試合に出場して2ゴールを記録した。今後が楽しみな若手センターバックだ。
プレースタイルなど
シャルケ育ちのセンターバックということもあり、チャウは現リヴァプールのジョエル・マティプと比較されることが多い選手。長身を活かした空中戦と対人能力の高さが特長的で、攻撃参加も好きなタイプ。攻守両面でアグレッシブだ。
マメ知識
チャウはミラン史上5人目のドイツ人選手。これまでにミランに所属したドイツ人選手は、カール=ハインツ・ルンメニゲ(1965年)、クリスティアン・ツィーゲ(1997年)、オリバー・ビアホフ、イェンス・レーマン(1998年)の4人。24年ぶりのドイツ人選手加入だ。