2007年アンブロジーニと同様の過ち
ミランが23日にミラノ市内で優勝パレードを行った。このときの行き過ぎた行為が、早速調査の対象になっている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
ミランはこの日、観光用のバスに乗り込んでミラノ市内を回った。11年ぶりのスクデットをティフォージと喜び合っている。
そんな中で問題になっているのは、ミランの選手たちが掲げた一つのバナー。「コッパ・イタリアはケツの穴にでも突っ込んでろ」と記されたもので、もちろんライバル・インテルに対するメッセージだ。
スクデット獲得に対する歓喜からくるものだから仕方ない、とはならない。実際、『ANSA通信』などによると、すぐにFIGCが調査に動くことを決めている。
こういった騒動は、ミランとインテルの間で初めてではない。2007年、インテルがスクデットを獲り、ミランがチャンピオンズリーグを制したあと、マッシモ・アンブロジーニが「スクデットをケツの穴に突っ込んでろ」というバナーを掲げたことが大問題になった。
ミランの一部ティフォージもこれを意識したのか。バナーを用意。おそらくパレードの最中に沿道から手渡されたものを浮かれた選手たちが掲げたものとみられている。