ミランと背番号8を評価
元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、ミランのサンドロ・トナーリが長期にわたって活躍すると称賛した。背番号8を筆頭とする選手たちのクオリティーは、11年ぶりのスクデット獲得に向けた原動力と述べている。
ミランはインテルとのダービーに続き、サンプドリア戦も制して首位に浮上した。消化試合がインテルより1試合多いとはいえ、2011年以来の優勝に向けて勢いづいている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで、1999年に自身が率いて優勝した際との比較を問われると、ザッケローニ氏は「このミランも驚かせる準備ができたチームだと言える」と答えた。
「(優勝可能な大きな理由は)クオリティーのある選手たちがいるからだ。経験豊富ではないがね」
例を問われると、ザッケローニ氏はトナーリの名前を挙げた。
「トナーリでミランはこれから10年にわたって最高のレジスタを手にした。スペクタクルだ。彼はなんでもできる」
優勝争いは?
最も質の高いチームはインテルだとしたうえで、ザッケローニ氏はミランに「素晴らしい情熱」があると指摘。ナポリにも注目すべきとし、勝負が決まるのは「最終コーナー」だと話した。
「より何かを持っているのはインテルだが、ミランとナポリにも最後まで争う可能性がある。今のユヴェントスには意識とプレーがあるものの、スローダウンしなければいけない上位勢が多すぎる。ただ、サッカーに確実なことなど多くないのは、(ミランで優勝したシーズンの)最後の7試合で私が教えたはずだ。そして、だからこそ素晴らしいんだよ」
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