「傲慢さ」を指摘される経験豊富なレフェリー
24日に行われるセリエA第23節では、ミラン対ユヴェントスのビッグマッチが予定されている。このゲームでダニエレ・オルサート氏が主審を務めることが決まり、ジャッジにも注目が集まりそうだ。
『MilanNews』が、最近のオルサート主審のエピソードを取り上げている。
※21日に変更になりました
●ミラン対ユヴェントスの主審が変更に
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ラツィオ対ミラン
昨年4月に行われたラツィオ対ミランは、オルサート氏のジャッジが注目された。
後半、ミランは敵陣に攻め込んだ際、チャルハノールがルーカス・レイバに倒されてラツィオがカウンターを仕掛けると、ホアキン・コレアがそのままゴールを決めている。
このアクションでオルサート主審はためらいなく得点を認めた。その後、VAR担当のマッツォレーニに呼ばれてオンフィールド・レビューへ行ったが、その上でゴールを認めた。
11秒間の映像チェックのあと、オルサート主審はマイクを通じて、「なぜ呼び出した?」とマッツォレーニに悪態をついたことも確認されており、傲慢さが際立ったシーンだと伝えた。
サンプドリア対ミラン
2019年3月のサンプドリア戦でも、ミランは不運に見舞われた。
1点ビハインドの終盤、ミランはバカヨコのスルーパスを受けたピョンテクがペナルティーエリア内に侵入したがムッルとの接触で転倒。ミランはPKを主張。VARがオルサート主審をオンフィールド・レビューに呼んだが、このときもラツィオ戦と同じでだった。
ローマ対ユヴェントス
昨年10月のローマ対ユヴェントスは、記憶に新しい。
ユヴェントスが1-0で勝ったこのゲームは、ローマのPKが注目になった。ゴール前の混戦でタミー・エイブラハムがゴールを決めたが、直前にムヒタリャンに対するファウルがあったということで笛が鳴っており、ゴールは認められず。ヴェレトゥがPKを外したため、ローマはゴールを決められていない。
ハーフタイムにクリスタンテが説明を求めると、オルサート主審は「PKを外したら私を責めるのかい?」と答えた音声が伝えられており、見当違いな受け答えにも非難が集まった。