スペツィアにまさかの逆転負け
ミランは17日、セリエA第22節のスペツィア戦を1-2で落とした。ステファノ・ピオリ監督は、判定に不満を持っている。
問題のシーンは?
1-1で迎えたアディショナルタイムに失点して敗れたミランだが、じつは勝っていてもおかしくなかった。後半アディショナルタイムの2分、ミランはアンテ・レビッチがミドルシュートを試みた際、相手に蹴られて転倒。こぼれたボールがペナルティーエリア右のジュニオール・メシアスにわたり、見事な左足のシュートがゴールネットを揺らした。
だがマルコ・セッラ主審は、ファウルの直後、メシアスがシュートを蹴る前に笛を鳴らしてしまい、ミランの得点は認められず。
スペツィアはその後、終了間際にエマヌエル・ギャシが逆転弾を決めて、2-1で試合終了となっている。
ピオリも不満あらわ
この展開には、ピオリ監督も一言いわずにはいられなかったようで、『MTV』で次のように語った。
「審判はミスを犯した。すぐに気づいて謝罪したが、残念ながらこのようなことになってしまった」
「決定的な出来事のあとで我々は明晰さを失った。勝利への意欲はあったが、あれで混乱してしまった。そしてミスから失点してしまった」
「主審は重大なミスをした。彼はそれを認めているとはいえ、悪い夜になってしまった。全てがうまくいかなかったね」