それでも「もっとやれた」と悔しさも
ミランは7日のチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でリヴァプールに敗れた。試合後にステファノ・ピオリ監督が『スカイ』でコメントを残している。
「ヨーロッパのレベルが高いという認識を持ち帰る必要がある。このグループと今夜の試合の難しさは分かっていたが、それでも技術的に良いペースでプレーできなかった。自分たちのベストマッチができたとは言えない」
「多少の悔しさはある。アトレティコ・マドリー、ポルトとのホームゲームは、もっと良い結果に値したはずだ。ただ、我々の道の中で困難
があることは当然だ。それも成長の糧になる。もちろん、ヨーロッパでの戦いを続けたかったけどね」
「イブラが前線にいるから、ロングボールをもっと有効に使えたかもしれない。ボールを前に運ぶのではなく、後方に向かうプレーが多すぎた。特に2失点目なんかがそうだ。もっとピッチの幅を有効に使わなければいけない。相手がプレッシャーをかけてくるときは尚更だ」
「チャンピオンズリーグに出てくるチームは強い。彼らの強さは分かっていた。ポルトについては一つ落ちると考えていたが、彼らはチャンピオンズリーグでの戦いに慣れたチームだ。経験の浅さが出てしまったね」
「1失点目はより良いポジションを取ることは不可能だ。GKの弾いたこぼれ球に対してもっと準備をしなければいけない。2失点目は相手のクオリティというよりもコチラのミスだ。我々の中盤がボールを持ち、前を向いたり前線に出すのではなく、後ろに下げた。そして、DFたちに困難を強いた」
「サン・シーロのピッチコンディションはいま、あまり良くない。言い訳ではないよ。クロップともその話をした。いずれにしても、我々は負けてしまった。本当に残念だね」
「強い相手だった。チャンピオンズリーグの優勝候補の一つであるリヴァプールと戦う準備は、まだできていないかった。ただ、まだ先は長い。ティフォージは素晴らしかったよ。彼らのために残念に思う」