「解決できなかった」
ミランのズラタン・イブラヒモビッチが、新たな自叙伝『アドレナリーナ』を出版する。『コッリエレ・デッラ・セーラ』でバルセロナ時代に触れた。
イブラヒモビッチにとって、キャリアで唯一とも言える失敗が、バルセロナで過ごした時期だったかもしれない。当時の指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ監督について、次のように述べた。
「グアルディオラはオレのことを理解していなかった。彼は、オレがすることを全てプランしたかった。オレは本能で動くタイプだけど、グアルディオラがどう考えるかをイメージしてやったんだ。だから考えが二重になってしまった」
「グアルディオラは個性的な選手を好まない。それがオレにとって問題になった。それを解決できなかったから、彼はオレを外すことで解決したんだ」