リヴァプール戦勝利が最低条件
ミランは24日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でアトレティコ・マドリーと対戦し、敵地で1-0の勝利を収めた。これにより、決勝トーナメント進出の可能性が残っている。
第4節までに獲得した勝ち点はわずか1と、ヨーロッパで苦しんでいるミランは終盤に途中出場のジュニオール・メシアスが均衡を破り、初白星を飾った。
同時刻開催のゲームで2位のポルトがリヴァプールに敗れたため、ミランはまだ望みがある状況だ。
だが、ミランにとってベスト16入りはまだ困難であることに変わりはない。
アトレティコ・マドリーと同じ勝ち点4で3位のミランは、最終節でリヴァプールに勝つことが最低条件。その上で、ポルト対アトレティコ・マドリーがどうなるか見守る必要がある。
ポルト対アトレティコ・マドリーが引き分けに終わると、ミランは2位浮上で決勝トーナメント進出となる。
ポルトが勝った場合は、もちろんポルトが2位で決勝トーナメント進出。アトレティコ・マドリーが勝った場合は、ミランと勝ち点で並ぶことにに。直接対決の結果は、1勝1敗で得失点も同じため、グループ全体での得失点差を見ることになる。ミランは-2,アトレティコ・マドリーは-3で、現状ではミランが有利だ。
そのほか、興味深いケースも起こり得る。仮にミランがリヴァプールに1-3で敗れ、アトレティコ・マドリーがポルトに2-3で負けた場合は、2チームが様々な数字で並ぶため、3位争いが反則ポイントで決定する状況になる。
グループステージ最終節の相手はリヴァプール。ミランにとっては思い出深い相手。奇跡は起こるだろうか。