16日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、前日に続いてリールのMFレナト・サンチェスのミラン移籍の可能性に触れた。
ミランはこの冬にトップ下の補強を目指している。フランク・ケシエの契約解除が困難なことに加えて、イスマエル・ベナセルもアフリカ・ネーションズカップで離脱する見通しのためだ。
そこで注目しているのがレナト・サンチェスだと言われている。リールとの契約が2023年夏までとなっている同選手には、複数のビッグクラブが興味を持っている。ミランはその争奪戦を出し抜くために、他クラブよりも先に取引をまとめたい考えだという。
ただ、それでも移籍金は安くない。『ガゼッタ』によると、リールの要求額は3500万ユーロだ。クラブ間の関係が良好とはいえ、大金を投じないことにはレナト・サンチェスの引き抜きは難しい。簡単な交渉ではないが、不可能ではないというのが同紙の見解だ。
また、今年夏に獲得してボルドーにレンタルという形で残っているヤシン・アドリについては、やはり予定を早めて1月に合流させる案が引き続き話し合われている模様。こちらも動きがあるかもしれない。