ミランのステファノ・ピオリ監督は、ズラタン・イブラヒモビッチとオリヴィエ・ジルーの同時起用に踏みきるだろうか。25日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、指揮官が「勉強中」だと記した。
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ジルーが加入してから、2人が共存できるかは一つのテーマになり続けている。これについてピオリ監督はボローニャ戦の前日会見で、「現時点の2人のフィジカルコンディションではない」と宣言。どちらも良い状態であれば、可能性はあるとした。
実際、2人はまだ万全のコンディションではなく、すぐに実現することはなさそうだ。ただ、『ガゼッタ』は着々と準備が進んでいるものとみている。
ピオリ監督はさらにチームの攻撃力を高めたいと考えており、重量級のベテランFWを前線に同時に置くことを検討している。シンプルな4-4-2のほかに、4-2-3-1のシステムでの共存というものあると同紙は指摘した。
4-2-3-1の場合、イブラヒモビッチが1列下がることになると『ガゼッタ』は予想している。「ズラタンはリフィニトーレ(セカンドストライカー)ができるし、過去にもやっていた」とし、2人を縦に並べる案もあるはずだと記した。
若きミランで、195cm・95kgの40歳と192cm・93kgの35歳が前線を張る日はくるだろうか。