ミランは23日、セリエA第9節でボローニャと対戦し、敵地で4-2の勝利を収めた。
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多くの離脱者を抱えるミランだが、上々のスタート。16分、イブラヒモビッチのパスに抜け出したラファエル・レオンがペナルティエリア左から強烈なシュートを放つと、メデルに当たってコースが変わったボールがゴールネットを揺らして先制する。
20分にはさらに追い風。ボローニャはスマオロが決定機を阻止してレッドカードで退場となる。35分にはカラブリアの強烈なシュートでミランがリードを広げた。
2点と1人のアドバンテージがあるミランだが、後半立ち上がりに暗雲。49分、相手CKをニアに入ったイブラヒモビッチが頭に当ててオウンゴールで1点を献上すると、その3分後にはバロウにゴールを奪われ、一気に追いつかれた。
それでも58分、ボローニャはソリアーノが危険なプレーでレッドカード。ボローニャは2人目の退場を出し、ミランが完全に主導権を握る。
9人で完全に守備を固めるボローニャに大苦戦したミラン。しかし、84分にようやく決着する。途中出場のバカヨコが上げたクロスが中央ではね返されると、こぼれ球をペナルティエリア手前からベナセルがボレー。ゴール左隅に決めて、ミランが勝ち越しに成功した。90分にはイブラヒモビッチがトドメを刺し、4-2で試合終了となった。
ミランはこれでリーグ戦5連勝。ナポリを抜いて、暫定で首位に浮上している。