ミランがUEFAに対して、正式な抗議に出るという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が30日に伝えた。
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ミランは、28日に行われたチャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリー戦での判定に納得していない。パオロ・スカローニ会長は、審判へのクレームは禁止しているため、内部から強い意見は出ていないものの、クラブ全体として怒りを抱えている。
チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリーから勝ち点を取れなかったミランは、2戦を終えて2敗。この一戦でグループステージ突破の可能性がかなり低くなったことは確かで、判定のミスがアトレティコ・マドリー戦の勝ち点だけでなく、決勝トーナメント進出によって得られたかもしれない収入をも奪われたと感じている。
そこでミランは、アトレティコ・マドリー戦の判定について、正式な文書でUEFAに抗議を行う意向とのこと。失われた勝ち点が戻ってくるわけではないものの、この怒りを形にするつもりだ。
同紙によると、UEFAもジュネイト・チャクル主審の今回のジャッジは問題があったと認識しており、何かしらの措置をとるつもりだという。少なくとも、ヨーロッパの大会の次節では、担当試合が割り当てられない可能性が高いと予想した。