ミランはCSKAモスクワのニコラ・ブラシッチを狙っているが、まだ困難な状況であることに変わりはないようだ。そのため、代替案の検討にも余念がないという。『スポルトメディアセット』が14日に伝えた。
この数日、頻繁に話題になっているブラシッチだが、クラブ間の交渉はまだうまくいっていない。3000万ユーロで完全に売却したいCSKAモスクワに対し、ミランはレンタルで様子をみたい考え。CSKAモスクワがレンタルに否定的であることから、ミランはレンタル料としてある程度の額を支払うと約束し、2022/23シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した暁には完全買取を義務とするという条件を提案したという。
だが、それでもCSKAモスクワから良い反応はなかったそうだ。
ミランはブラシッチを諦めていないが、同時に代案もリストアップしている。第2候補は、ライプツィヒのマルセル・ザビッツァーが濃厚とのこと。
これまでにチェルシーのハキム・ツィエクやレアル・マドリーのイスコといった名前も挙がってきたが、こちらは実現の可能性が低い。前者はチェルシーが代わりとなる攻撃の選手を獲得するまで手放す様子はなく、後者はサラリーが高すぎるため断念したようだ。