モンツァのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、ミランで育った若手たちの活躍に複雑な気持ちを抱えている。『スカイ』の番組で語ったことを『MilanNews』が取り上げた。
EURO2020で躍進中のイタリア代表。アッズーリで誰の活躍をうれしく思うかと問われた元ミランCEOは、「ジージョ、ロカテッリ、ペッシーナ」の名前を挙げた。
守護神ジャンルイジ・ドンナルンマは、この夏にミランを退団し、パリ・サンジェルマンへ移籍する。23歳のマヌエル・ロカテッリは、2009年にアタランタからミランの下部組織に入団。24歳のペッシーナはモンツァの下部組織出身で2015年にミランへ移ったものの芽は出ず、アタランタでブレークしている。
「ペッシーナは3万ユーロでモンツァから獲得した。(2015年に財政難だった)モンツァは当時、何カ月も従業員に給料が出ていない状況で、それを助ける意味もあった。ペッシーナはインテルのダービーを終えたあとにミラノにやってきたね。彼の父と祖父は私の友達だ」
「ロカテッリは11歳のときにアタランタからミランに連れてきたんだ。彼らが我々の育成から出てきたことはとても残念だ。良い思い出だよ」