ミランが、サントスのブラジル人FWカイオ・ジョルジを狙っている。しかし、この取引は簡単ではないかもしれない。『TMW』などが伝えている。
19歳のカイオ・ジョルジは、サントスとの契約が今年で満了する。契約延長の意思はなく、このタイミングでヨーロッパに旅立つことになりそうだ。
そこでミランは選手の関係者と会談を行い、条件面を確認した。サントスの要求は1000万ユーロ。そこにコミッション料が加わり、総額で2000万ユーロが必要になるようだ。
ただ、カイオ・ジョルジ争奪戦はナポリがリードと言われている。さらに、『トゥットスポルト』はユヴェントスからの関心も伝えており、イタリア国内にライバルは多いようだ。
ミランは、簡単に動けない理由があることも指摘されている。チェルシーからフィカヨ・トモリと獲得したミランは、イギリスのEU離脱の影響で、すでに新シーズンのEU圏外枠を1つ埋めた。残り1つの枠をカイオ・ジョルジに費やすことは現時点で難しいと判断されるかもしれない。