ミランはサンドロ・トナーリの完全移籍をまとめるのだろうか。23日に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『スカイ』が言及した。
トナーリは1年前にブレッシアから完全移籍オプション付きのレンタルでミランに加わった。ただ、ミランはそのときに設定された最大2500万ユーロのオプションに難色を示し、値引きを求めて交渉中だ。
ただ、「ミランがトナーリの将来性を高く評価しているのは間違いない」と『ガゼッタ』。その上で、ブレッシアとの交渉は中断していると記した。
そして『ガゼッタ』は、ミランが獲得を狙っているチェルシーのティエムエ・バカヨコについても触れている。2018/19シーズンにミランの一員だったバカヨコは、ミランが期待しているトナーリの出場機会をさらに奪う存在であり、成長に影響が出てもおかしくはない。
ただ、フランク・ケシエとイスマエル・ベナセルは、来年1月のアフリカネーションズカップで一時離脱する可能性が高い。さらにチャンピオンズリーグ復帰も控えているため、ハイレベルな中盤がそろうことは、チームにとって重要であることも伝えた。
23日夜には、『スカイ』でジャンルカ・ディ・マルツィオ記者がトナーリに言及。『ガゼッタ』が停止中とした交渉について同記者は、「数週間前とは異なる条件で交渉が続いており、完全移籍から一歩離れている」とした。MFジャコモ・オルツェルの譲渡はいずれにしても含まれるようで、交渉の行方に注目が集まる。