元イタリア代表のアレッサンドロ・マトリ氏の実家が、泥棒に入られた。盗まれたものの中には、彼にとって大事なものがあった。自身のSNSで泥棒にメッセージを送っている。
マトリ氏はミランの下部組織出身で、2003年にトップチームデビュー。ピアチェンツァ戦の70分にロベルト・ボルトロットとの交代でピッチに入った。実家にあったそのときのユニフォームが盗まれたことに特にショックを受けており、次のように記した。
「今日私の実家に入った泥棒さん。あなたが盗ったものの中に、大した価値のないものだけど、私にとって特別な思い入れのあるものがあるんだ。ミランでセリエAデビューを飾ったときのユニフォームだよ」
「ここに書いて、何かが解決するわけじゃないというのは分かっている。あなたにメッセージが届くことはないかもしれない。ただ、私のもとに戻してくれたらとてもうれしい。もう住所は知っているのだしね」
マトリ氏は現在、古巣のラツィオでイグリ・ターレSDのアシスタントの一人として活動している。