ミランがロンドンからの補強を目指している。8日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が一面で伝えた。
ミランが新シーズンに向けて、複数ポジションの強化を目指している。前線には、ズラタン・イブラヒモビッチの控えとしてオリヴィエ・ジルーに関心を示しており、最終ラインには昨シーズン後半戦にレンタルで加わったフィカヨ・トモリを完全移籍で迎えたい構えだ。
ただ、ミランが狙っているのはこの2人だけではないという。『ガゼッタ』によると、モロッコ代表MFハキム・ツィエクもターゲットに加わったようだ。
昨年夏にチェルシーが大金を投じて獲得したツィエク。その際の移籍金が約4000万ユーロで、年俸700万ユーロの契約を2025年まで交わしている。もちろん、ミランに出せる額ではない。それでも、トーマス・トゥヘル監督の続投が決まったチェルシーは、ツィエクを出す可能性があるという。レンタルになるのか、完全移籍を目指すのか、詳細はまだ分からないとしても、ミランが興味深くチェックしているのは確かなようだ。
ツィエクに対しては、ナポリも関心を持っているとのこと。来シーズンのミランは、元チェルシーの3人がピッチに立っているかもしれない。