「ジージョの真実」
1日付『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、GKジャンルイジ・ドンナルンマを一面で紹介。「ジージョの真実」と見出しを打った。
ミランの若き守護神は、クラブとの契約が2021年6月末で満了する。ミランは契約延長に動いていたものの、条件面で合意に達することはなかった。そのため、リールからフランス代表のGKマイク・メニャンが加入。ドンナルンマの退団が確実な状況になっている。
ドンナルンマがミランとの契約延長に至らなかった最大の要因は、条件面だと言われている。ミノ・ライオラ代理人が1200万ユーロの移籍金を要求したのに対し、ミランは700万+ボーナス100万ユーロのオファーが限度だった。そのためしばらくこう着が続いていたとされている。
ただ、『コッリエレ』によると、ライオラ代理人はドンナルンマの決断に何ら影響を与えていない。「決断したのはドンナルンマひとり」というのが同紙の主張だ。
ドンナルンマは、自身が育ったミランに対して愛着がある。ただ、その愛着が世界最強のGKにあるという本人の野心を上回ることはなかった。
ディレクターのパオロ・マルディーニは、「ドンナルンマの考えを数カ月前から知っていた」と『コッリエレ』は主張。だからこそ、マイク・メニャン獲得の動きは早かったと伝えている。