ミランは1日、セリエA第34節でベネヴェントと対戦し、2-0の勝利を収めた。この一戦の前に、GKジャンルイジ・ドンナルンマがティフォージと対話していたようだ。『スカイ』が伝えている。
これによると、一部のサポーターグループが同日昼にミラネッロに集合。施設の外でドンナルンマと話すことを求めたという。するとドンナルンマはこれに応じ、グループの代表と話した。
ドンナルンマはミランとの契約延長交渉が進んでおらず、ティフォージはこれに苛立っている。特にチャンピオンズリーグ出場権争いのライバルである次節の相手ユヴェントスは、ドンナルンマの獲得に強い関心を持っていると言われているチームだ。
そこで、このサポーターグループは、この一週間でミランとの契約延長に応じないなら、ユヴェントス戦には出場するなとドンナルンマに要求したとのこと。
もちろん、ドンナルンマにとってもミランにとっても受け入れられない要求ではあるが、とにかく若き守護神とティフォージの関係はますます緊張しているという。
それでも同日夜、ドンナルンマは冷静に対処。ベネヴェント戦は2-0の勝利に終わった。クリーンシートは3月7日エラス・ヴェローナ戦以来10試合ぶりのことだった。