ミランのマリオ・マンジュキッチが、3月の給料を受け取らないことを申し出ていたという。パオロ・スカローニ会長のコメントを『ANSA通信』が伝えている。
冬のメルカートでミランの一員となったマンジュキッチは、加入直後こそ途中出場でピッチに立っていたが、2月21日のインテル戦から負傷欠場が続いている。今月10日のパルマ戦はベンチ入りして、ようやく復帰に迫っているところだ。
それだけに、ミランは契約延長オプションを行使せず、マンジュキッチと半年で別れるのではないかと言われいてる。ただ、クラブに貢献できていないという想いは、選手本人が一番強く抱いているのかもしれない。
スカローニ会長は「倫理とプロ意識、そしてミランへの敬意を示した」とマンジュキッチの給料受け取り辞退を明かした。マンジュキッチの給料として支払れるはずだったお金についてはミラン基金に預け、経済的に苦しんでいたり十分な教育を受けられない若者の支援のために使われることになるという。