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スクデットを諦めないトモリ「インテルとの差はあるけど…」。セリエAでの“勉強”に励む

ミランのフィカヨ・トモリが30日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じている。

トモリはこの冬にチェルシーからのレンタルで加入すると、すぐに戦力として活躍。完全移籍の動きも噂になっているところだ。ティフォージの中でトモリの獲得資金を集めようというクラウドファンディングも始まるほど、期待は高まっている。

これについて問われたトモリは、次のように答えた。

「知らなかったよ。とにかくうれしいね。母はSNSでいろいろチェックしていて、誇らしく思ってくれている」

ロンドンは恋しいかという質問に対しては、こう話している。

「両親がイングランドにいるからもちろん恋しいよ。友達もいるしね。でも、それは普通のことで、ミラノは気に入っているんだ」

もちろん、ミランでの目標もある。

「インテルとの差は大きいけど、僕たちは最後まで信じなければいけない。チャンピオンズリーグに戻ることも大事だ。でも、選手としてより大きなことを目指すべきだね。僕たちは何かスペシャルなことができると信じている」

また、個人的な目標にも触れた。

「自分のポジションで世界最高レベルになりたい。できるだけ早くね。そのために毎日励んでいるよ」

「(目標としている選手は)チェルシーのアカデミー育ちだから、自然とジョン・テリーになる。それにセルヒオ・ラモス、ファン・ダイク、カンナヴァーロも好きだ」

トモリは勉強家としても知られている。大学ではビジネスマネジメントを専攻しており、もうすぐ卒業予定だ。

「そうだね、勉強は好きだ。ロックダウン中は勉強をますます頑張ろうと思ったよ」

ただ、対戦相手の研究は“専門家”に任せている。

「それは監督が考えることで、方針を決める。僕は良い準備をするよ」

イタリア語の勉強も努力しているようだ。

「チームメートに英語を話す選手が多かったのは幸運だ。ピオリ監督とは最初難しかったけど、今はより分かり合えている。英語とイタリア語でやりとりしているんだ」

フリーな時間の過ごし方については、次のように話した。

「テレビゲームはあまり好きじゃないんだ。両親と話していることが多いかな。あまりテレビも見ないけど、Netflixは暇つぶしにいいね。練習と試合でそんなに時間があるわけじゃないけど、時間があれば勉強したり、SNSを見たり、FaceTimeで遠くの友達と話したりって感じかな」

セリエAはDFにとっての大学かと問われると、「絶対にそうだね」とトモリは返答。イングランドの選手にイタリアへ行くことを勧めるかという質問には、こう答えている。

「100%そうだね。イングランド人は、イングランドに満足している。カルチョをするのにとても素晴らしい場所だからね。でも、イタリアには特別な機会がある。特にミランはね。偉大なクラブでありながら、すぐに我が家のように感じさせてくれた。だから、そのチャンスをつかむべきだって言いたいね」

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note(ノート)
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